今日は七夕☆ 教師ブログ

7月7日。今日は「七夕」。皆さんは、「七夕」についてご存じですか?
五節句のひとつである「七夕」について紹介したいと思います。

☆七夕とは、織姫(おりひめ)さまと彦星(ひこぼし)さまが天の川を渡って、1年に1度だけ出会えるといわれているのが、7月7日の夜のことです。短冊に願い事を書いて、笹竹に飾り付けます。
「雨が降ると天の川が渡れない」ともいわれて、てるてる坊主をつるした人も多いのではないでしょうか?

  

☆「織姫と彦星の伝説」とは
天帝(神様)の娘である織姫は、機織りが上手で働き者の女性。天帝は、同じく働き者で牛飼いの牽牛と引き合わせました。二人は一目で恋に落ち、結婚しました。
ところが結婚すると働かなくなるという結果に。怒った天帝は二人を天の川の両岸に引き離しましたが、織姫が泣いて悲しんだため、年に1度、七夕の夜にだけ会うことを許すようになった…というあらすじです。

☆「星座」について
織姫星はこと座の「ベガ」、牽牛星はわし座の「アルタイル」。
日本では7月上旬から9月上旬くらいまで観察できます。七夕の頃だと20~22時頃、東の空の下の方に見え始めます。はくちょう座の「デネブ」を加えて、「夏の大三角形」とも呼ばれています。

そして「七夕」には、そうめんを食べる風習があることを知っていますか?

☆そうめんを食べる風習
七夕はもともと乞巧奠(きこうでん)という祭りで、着物織り技術の上達を願う意味があったとか。 そこで、はた織りと関連のある白い糸、そうめんを食べるようになったと言われています。そうめんを天の川に見立てたのは、 そうめんの流麗な姿がまるで天の川のように見えることから、七夕にそうめんを食べるようになったようです。

☆「七夕に食べる料理」
索餅(さくべい)…小麦粉や餅粉をひねって揚げたお菓子で唐の時代に日本に伝わりました。
そうめん …索餅がだんだんと進化していったのがそうめん。五色の短冊にちなんで「五色そうめん」にすると七夕らしさが演出できます。
かりんとう…かりんとうは唐菓子が原型とも、スペインの南蛮菓子がルーツともいわれ
ています。

昨日の調理実習で、七夕の行事食でもある、そうめんを作りました。


今年は、織姫と彦星は無事に会えるのでしょうか?
皆さんも今夜は短冊に願いを込め、そうめんを食べてみませんか?

教務部 岡庭

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