春分の日は昼と夜の長さが同じになると言われます。
しかし、国立天文台の「各地のこよみ」によりますと、
本校のある前橋市では2025年の春分の日の日の出は5時48分、
日の入りは17時55分となっています。
昼夜の長さに若干のずれがあります。
一方、3月16日の日の出は5時53分、日の入りは17時52分。
3月17日はそれぞれ5時52分と17時53分。
こちらの方が春分の日よりも昼夜の長さが同じに見えます。
日の出とは太陽が地平線から頭を出した瞬間、
日の入りとは太陽が沈みきった瞬間のことです。
そのため、太陽の直径の大きさが日の長さに影響を与え、
春分の日の昼夜の長さが完全に一致することはありません。
(ほぼ一致すると言う表現に落ち着きます。)
蛇足ですが、春分の日は太陽は真東から昇り、真西に沈みます。
また、春分の日を一言で言うと、
太陽が天の赤道を南から北に通過する日となりますが、
これは長くなりそうなので、また次の機会にしたいと思います。
乞うご期待!(というほどでもないか。)
