渋川広域消防本部最終合格

吉田 修平さんのプロフィール
群馬法科ビジネス専門学校 行政ビジネス学科 警察官・消防士コース/2020年3月卒。渋川広域消防本部に今年4月より勤務/中学・高校と陸上部に所属し、400mやリレーの選手として活躍。中学時代は100m×4リレーで県2位という記録を持つ。高校でも部長として部員をまとめてきた。中学時代の陸上部の練習はかなりハードだったそうで、地獄のトレーニングを乗り越えた経験が自分の根性の原点だと語る。趣味は筋トレ、陸上部で下半身を鍛えたため現在は上半身強化に力を入れている。手先が器用でイラストや裁縫も得意。家の家事も率先して手伝う孝行息子な一面も。4月からの仕事に向け、週2回のジムと自宅での自重を使った筋トレやランニングをほぼ毎日行っている。
消防士を目指したきっかけ。
高校2年の時に、小さい頃から家族ぐるみでお世話になっている友人の父親が倒れ、救急車で搬送されたと連絡をもらいました。くも膜下出血だったそうなのですが、救急隊の方に早急に対応して頂いたことにより一命を食い止めることができました。この一件が人の命を救うことができる消防という仕事に憧れ、目指すようになったきっかけです。また、友人の父は後遺症が残ってしまったので、救命のスピードを上げたいという気持ちもずっと持ち続けていました。そこで、いかに最短で火災、救急、救助活動を行うかを常に考える『渋消式』を実践している渋川消防を希望しました。
クラスの仲間と共に。
警察・消防クラスということもあり、クラスの仲間は明るくて元気がいいです。でも、ただ明るいだけではなくて、勉強する時は勉強するという感じでメリハリがありました。特に自分のクラスは2年制でしたが「1年目で受かってやる!」というモチベーションの高い友人が多く、「自分も頑張らないと」という気持ちになりました。自分が1年目で合格できたのも、友人たちと切磋琢磨したおかげだと思います。勉強を教えあったり、点数を競い合ったりしながら、お互い目標に向かって高め合っていける最高の環境でした。
目標に向かって。
高校3年生の時に受験しましたが、残念ながら不合格に。自分では結構勉強していたつもりだったので、かなりショックを受けました。もっと勉強しなくてはとセミナーやオープンキャンパスでお世話になった群馬法科に入学。公務員試験専門のベテランの先生が揃っているので、授業はとても解りやすくて、かなり学力が上がりました。渋川消防はSPIという試験なのですが、先生がおすすめの参考書を教えてくれたり、適切なアドバイスをしてくれたのがとても心強かったです。授業だけでなく、面接や作文指導まで熱心に面倒をみてもらって本当に感謝しています。
消防士として活躍するために。
憧れだった渋川消防で働く一員として、どれだけトレーニングや勉強に励んでもやりたりないというくらいの努力が必要だと思います。現在は、日々の筋力や持久力のトレーニングはもちろんですが、自分の目標である救急救命士の資格取得のために、人体の仕組みについての本などを読んで独自で勉強しています。自分で自分の仕事を誇れるよう、責任を持って仕事に取り組みたい。1人でも多くの命を救えるような、頼りがいのある消防士を目指して日々精進していきたいと思います。