お知らせ

お役立ち情報

【2026年高校生向け】日商簿記と全商簿記の違いは?就職・進学で有利なのはどっち?

2026.09.25 - fri

将来のために簿記の資格を取ろうと考えたとき、多くの人が直面するのが「日商簿記」と「全商簿記」の違いです。特に商業高校などに通っている場合、学校で全商簿記を勧められる一方で、ネットや就職活動では日商簿記が有利だと耳にすることも多いのではないでしょうか。一見すると似たような資格に見えますが、主催団体や試験の難易度、社会的な評価、推移する進路に与える影響には大きな違いがあります。この記事では、それぞれの特徴や7つの違いを徹底比較し、就職や進学で本当に有利なのはどちらなのか、進路に合わせた選び方を分かりやすく解説します。

簿記資格取得に向けた対策授業の様子
 

1. 【結論】就職・進学を考えるなら知名度の高い「日商簿記」が有利!でも全商簿記にもメリットが

就職や転職、そして社会に出てからのキャリア形成を第一に考えるのであれば、
有利なのは「日商簿記」です。
日商簿記は社会的な知名度が非常に高く、企業の採用担当者から高い評価を得られる
「企業評価の標準資格」としての地位を確立しています。
経理職に限らず、営業職や企画職でもビジネスの基本スキルとして評価されるため、
取得して損はありません。

一方で、「全商簿記」は主に商業高校生を対象とした検定であり、
高校生の推薦入試や進学時の特待生制度で強みを発揮します。
自分の現在の状況や目指す将来像に合わせて、
どちらを優先すべきかを判断することが大切です。

 

2. そもそも簿記検定にはどんな種類がある?主催団体による違いを解説

簿記の検定試験は、主に主催する団体によって以下の3つの種類に分けられます。
それぞれ受験対象者や目的が異なります。

01日商簿記(日本商工会議所主催)

最も一般的で知名度が高い簿記検定です。
大学生や社会人を主な対象としており、年間60万人以上が受験しています。
ビジネス実務で直接役立つ知識が問われるため、
就職やキャリアアップにも活用されています。

02全商簿記 (全国商業高等学校協会主催)

全国の商業高校に通う生徒を主な対象としています。
高校の授業カリキュラムに沿った内容で、
授業の理解度を測る試験という位置づけです。

03全経簿記 (全国経理教育協会主催)

主に経理・会計の専門学校生を対象とした試験です。
実務に即した内容が特徴で、
最上位の全経簿記上級に合格すると、
日商簿記1級と同様に税理士試験の受験資格が得られます。

POINT

同じ「簿記検定」でも、主催団体によって対象者や試験の目的が異なります。
自分の進路や目標に合わせて、どの検定を取得するかを考えることが大切です。

日商簿記検定対策授業の様子

 

3. 「日商簿記」と「全商簿記」7つの違いを徹底比較

日商簿記と全商簿記には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
受験を考える上で知っておきたい7つの比較ポイントを、
分かりやすく解説します。

01主催団体と受験対象者

日商簿記は、全国の商工会議所をネットワークとする「日本商工会議所」が主催しています。
受験者の中心は20代から30代の大学生や社会人であり、
実務に直結する資格としての側面が強くなっています。
一方、全商簿記は「全国商業高等学校協会」が主催するもので、
主な受験者は商業高校に在学している高校生です。
高校生が簿記の基礎を習得し、学習成果を確認するための試験となっています。

02試験の目的と位置づけ

日商簿記は、企業実務で通用する実践的な会計知識や経営分析力を身に付けることを目的にしています。
社会人として即戦力となる能力の証明として機能します。
これに対し、全商簿記は商業高校の教科書や学習指導要領に基づいて作られているため、
学校教育の理解度を測る学力テストのような位置づけとなっています。

03難易度と合格率

難易度を比較すると、日商簿記の方が全商簿記よりも難しく設定されています。
全商簿記は高校生が段階的に学びやすいよう工夫されているため、
合格率が比較的高い水準で安定しています。
日商簿記は、特に2級以上になると専門的な論点が多くなり、
合格率が変動しやすく、より深い理解と応用力が求められます。

各級のレベル対応表

一般的な難易度の目安として、全商簿記の級を日商簿記に換算すると、
おおむね1つ級を下げたレベルと同等になると言われています。

■ 一般的な難易度の目安

全商簿記1級=日商簿記2級相当(ただし、日商簿記2級の方が難易度は高めです)

全商簿記2級=日商簿記3級相当

全商簿記3級=日商簿記3級から初級相当

POINT

同じ「1級」であっても、日商簿記1級は税理士や公認会計士の登竜門と呼ばれる超難関試験であるのに対し、
全商簿記1級は商業高校の授業をしっかりと理解していれば合格できるレベルであり、
その難易度には非常に大きな差があります。

04試験範囲と内容

どちらの検定も、基本的な取引を記録する「商業簿記」と、
製造業におけるコスト計算を扱う「工業簿記」が出題範囲に含まれます。
しかし、日商簿記は実務での複雑な会計処理や最新の企業経営分析を意識した問題が多く、
難易度の高い応用力が試されます。
一方、全商簿記は基本に忠実でパターン化された問題が多く、
授業で習ったことを正確に再現する力が求められます。

05社会的な知名度と評価

日本全国の一般企業や採用担当者の間での知名度は、
日商簿記が圧倒的です。
採用の応募条件に「日商簿記2級以上」を指定する企業は非常に多く、
簿記と言えば日商簿記を指すのが一般的です。
全商簿記は高校教育の関係者の間ではよく知られていますが、
一般の採用市場においては、取得していても補足的なアピールにとどまるケースが多く見られます。

06試験日程と受験方法

全商簿記は、主に全国の商業高校が試験会場となり、年に数回実施されます。
これに対し、日商簿記は従来の統一試験(筆記試験)が年3回(6月、11月、2月)行われるほか、
現在ではインターネットを使っていつでもテストセンター等で受験できる
「ネット試験(CBT方式)」が導入されています。
これにより、学習の進み具合に合わせて柔軟に受験日を選べるのが日商簿記の大きな強みです。

07履歴書でのアピール度

就職活動や転職の際、履歴書に記載した資格でアピール度が高いのは
日商簿記です。
採用担当者は応募者の簿記能力を測る基準として、
一貫して日商簿記の級数を確認しています。
全商簿記も履歴書に書くことは可能ですが、
同じ級であっても日商簿記の方が実務能力を評価されやすいため、
企業の評価に差がつくケースがあります。

税理士補助の仕事風景

 

4. 【目的別】就職・進学で有利なのはどっち?

日商簿記と全商簿記には明確な位置づけの違いがあるため、
自身の進路目標によって目指すべき資格が異なります。
ここからは、就職と進学の目的別にどちらが有利かを解説します。

就職・転職有利なのは圧倒的に「日商簿記」

高校を卒業してそのまま事務職や経理職として働きたい人や、
将来的に社会人として就職・転職活動をする予定がある場合は、
日商簿記が有利です。

なぜ日商簿記が評価されるのか?

日商簿記が企業に高く評価される理由は、
実務における判断力や分析力が試される試験内容だからです。
リクルートキャリアなどの調査によると、企業が中途採用や新卒の応募者に求める資格として、
日商簿記2級は常にトップクラスにランクインしています。
日商簿記を持っているということは、会社の利益やコストの流れを正しく理解し、
ビジネスの数値を客観的に捉えられる人材であるという、
強い証明になります。

POINT

就職・転職を見据えるなら、
「日商簿記2級」を一つの目標として考えるのがおすすめです。

企業が求めるのは「日商簿記2級」以上

多くの企業が求人の条件や優遇資格として掲げているのは
「日商簿記2級以上」です。
日商簿記3級は「簿記の基本原理を理解しているレベル」と評価されますが、
実務を一人でこなすには少し足りないと判断されることがあります。
一方で2級になると、工業簿記を含めた商業全体の専門的な知識と
企業の経営状況を読み解く力が証明されるため、
経理職だけでなく営業職や管理職の候補としても高く評価されます。

大学・専門学校進学なら「全商簿記」も評価される

もしあなたが高校生で、卒業後に大学や専門学校への進学を考えているのであれば、
全商簿記も大きな武器になります。

推薦入試で有利になるケース

全国の商業高校から推薦入試(総合型選抜や学校推薦型選抜)を利用して大学や専門学校に進学する場合、
全商簿記1級の取得が出願要件や加点対象となっているケースがあります。
特に、商業系の学部・学科を志願する場合、全商簿記の各科目に合格していることが
高い意欲と学力の証明として働き、進学の合否に有利に作用することがあります。

特待生制度の対象になることも

進学を目指す上で、全商簿記の取得は経済的なメリットにも直結します。
専門学校をはじめとする多くの進学先では、全商簿記1級の取得者を対象に、
入学金や授業料の一部を免除・減額する特待生制度を設けていることがあります。
高校での頑張りがそのまま進学時の大きなアドバンテージとなるため、
積極的に狙っていきたい特典です。

あなたの目的に合わせて選ぼう

就職・転職を目指す → 日商簿記
大学・専門学校への進学を目指す → 全商簿記も有力

日商簿記検定対策授業の様子

 

5. まとめ:自分の目標に合わせて最適な簿記資格を選ぼう

日商簿記と全商簿記は、それぞれに特有のメリットがあり、
果たす役割が異なります。
高校生であれば、全商簿記の取得を進学や基礎力向上に役立て、
就職や社会での実践的な活躍を見据える段階で
日商簿記を取得するという流れが理想的です。

POINT|資格選びで大切なこと

大切なのは、単に資格を取ることだけではありません。
その資格を自分の将来の進路や夢にどう結びつけるかを考えることが大切です。
まずは自分の目指すゴールを定め、一歩ずつ勉強を進めてみてください。

コツコツと積み重ねた知識は、
あなたの将来を力強くサポートしてくれる財産になります。
今の自分に必要な資格は何かを考えながら、無理のないペースで学習を続けていきましょう。

日商簿記と全商簿記、それぞれの強み

日商簿記
|就職・転職・社会で活かせる実践的な資格
全商簿記
|高校での学習・進学・基礎力の証明に活かせる資格

目標に合った簿記資格を選び、未来への一歩を踏み出そう!

資格取得に向けた学習の積み重ねが、将来の可能性を広げてくれます。

日商簿記検定対策授業の様子

 

6. 専門学校で会計のプロを目指す選択肢も!

高校で簿記の面白さに気づいたり、将来は会計や税務の専門知識を活かして
安定した職業に就きたいと感じたりしたなら、
専門学校へ進学して会計のプロを目指すルートが非常におすすめです。
独学や高校の授業だけでは到達が難しいハイレベルな資格の取得も、
専門の指導者がいる環境であれば効率的に、そして安心して取り組むことができます。

中央情報経理専門学校で学べること

群馬県前橋市にある中央情報経理専門学校は、
1942年の開校以来、地域に根ざした教育で多くの優秀な人材を社会へ送り出してきました。
分かりやすさと実践性にこだわった授業、そして学生一人ひとりに寄り添う
少人数担任制で、
確かな「専門スキル」と社会で信頼される「人間力」を育む教育を提供しています。

専門スキル
実践的な授業で資格・知識を習得
人間力
少人数担任制で一人ひとりをサポート

資格取得のサポートはもちろん、
一人ひとりに合わせた就職サポート体制を整えているため、
安心して将来のステップへ進むことができます。

会計ビジネス学科で日商簿記1級を目指せる

中央情報経理専門学校の「会計ビジネス学科」では、
簿記検定の最高峰である日商簿記1級の合格、
さらに国家資格である税理士試験の合格を目指すことができます。
これまで数多くの合格者を輩出してきた確かな合格実績を誇り、
専門の講師による徹底した個別サポートと試験前の集中講座により、
初心者からでも最高レベルの会計スペシャリストへ成長できます。

さらに上を目指すなら

3年制の専攻科「税理士専攻」も用意されており、
税務の高度な専門知識を追加して、
税理士法人や会計事務所での即戦力を目指すことが可能です。

日商簿記2級取得者向けの特待生制度

中央情報経理専門学校では、学びたい意欲を持つ学生を応援するため、
強力な「特待生制度」を導入しています。
特に会計ビジネス学科では、高校時代やこれまでの学習で
「日商簿記2級」を取得している方を対象に、
校納金が最大50万円免除される制度があります。

最大50万円のサポート

第一志望として意欲を持って入学し、
日商簿記1級や全経簿記上級を目指す方にとって、
大きなバックアップとなる制度です。

オープンキャンパスで学校の雰囲気を体験しよう

「自分にも日商簿記1級が取れるかな?」
「特待生制度の詳しい条件を聞いてみたい」という方は、
ぜひ一度、中央情報経理専門学校のオープンキャンパスに参加してみてください。

JR「新前橋駅」東口から徒歩3分の好立地にあり、
無料駐車場も完備されています。
オープンキャンパスでは、学校の概要説明のほか、
実際の体験授業を通じて学科の雰囲気を感じることができ、
先輩や先生に直接質問ができる個別相談も受けられます。

LINEからの予約もスムーズにでき、参加者へのプレゼント企画も用意されています。

×
次回の
オーキャン
1017
Check