歯科衛生士について

Dental Hygienists歯科衛生士について

歯科衛生士の仕事内容

歯科診療補助
チーム歯科医療を支える
歯科診療補助
01

患者様が快適でスムーズな診療を受けるためのサポートをします。歯科医師に治療器具を渡したり、診療機器や器具の準備、滅菌、消毒など、仕事は広範囲に及びます。

歯科予防処置
むし歯や歯周病から歯を守る
歯科予防処置
02

むし歯や歯周病の原因であるデンタルプラーク(歯垢)や歯石の付着のコントロールを行います。近年「治療から予防」の概念が強くなってきており、歯科予防処置が大変注目されています。

歯科保健指導
QOLの向上を支援する
歯科保健指導
03

医療機関や学校、社会福祉施設などで、あらゆる世代の人が健康を保つお手伝いをします。歯の磨き方、食事や健康管理などの指導を行います。生涯を通じて歯やお口の健康を守り育てていきます。※QOL(Quality Of Life)

歯科衛生士の5つの魅力

国家資格
国家資格は、国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定されるため、社会的信用度が高い資格です。キャリアアップを叶える資格の中でも、社会的に高く評価されます。
プライベートと両立できる
多くの歯科医院は診療時間が決まっており、ほとんど夜勤がありません。急患が入ると残業となる場合がありますが、深夜まで長引くことはありません。勤務時間が安定しているのは、予約制で診療を行う歯科医院が多いためです。休診日は日祝と平日1日の場合が多く、有給休暇を利用して連休を取るなど、プライベートな予定を立てやすい職業といえます。
多様な働く場
歯科衛生士は勤務先として歯科医院や病院・保健所・介護保険施設など、多様な働く場があります。歯科衛生士は慢性的な人材不足で、求人の数だけ選択肢があるため、自分に合った条件の勤務先を選ぶことができます。
一生涯働ける
歯科衛生士が女性に人気な職業である理由のひとつとして、復職のしやすさがあげられます。結婚・出産で一度離職し、ブランクがあったとしても、復職支援を受けることができます。歯科衛生士は、自分のライフステージに合わせて一生続けることができる仕事なのです。
平均初任給が高い
群馬県の歯科衛生士初任給は平均221,967円。ほかの職種と比べると初任給が高いことも歯科衛生士の魅力の一つです。(※2023年度 本校への求人票による)

チーム医療の大切さ

超高齢社会のわが国では、医療は診療所、病院をはじめ、老人ホーム、在宅まで連携が求められる時代です。多職種の専門職が連携しながら患者さんの医療にあたるチーム医療が注目されています。口腔の健康が、健康で質の高い生活に重要な役割を果たしており、歯科衛生士による口腔ケアや口腔リハビリが術後の回復やQOLの向上に役立っています。

チーム医療
チーム医療

「 歯科衛生士 」と「 歯科助手 」の違い

歯科衛生士 歯科医院の場合 歯科助手
歯科診療の補助、歯および口腔疾患の予防や改善のための医療行為が行える。
患者さんの口腔内に触れる医療行為が可能
仕事内容 診療補助(片付けや滅菌など)、受付業務等のアシスタント業務全般。
患者さんの口腔内に直接触れる医療行為は不可
歯科衛生士【国家資格】 資格 日本歯科医師会等の民間資格
高等学校を卒業後、歯科衛生士の養成校(専門学校、短期大学、大学等)で3〜4年間学び、国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける。 採用条件 求人ごとの応募条件を満たせば就業でき、通信教育等で民間資格の取得を求められる場合もある。
歯科医院の場合 歯科衛生士
仕事内容 歯科診療の補助、歯および口腔疾患の予防や改善のための医療行為が行える。
患者さんの口腔内に触れる医療行為が可能
資格 歯科衛生士【国家資格】
採用条件 高等学校を卒業後、歯科衛生士の養成校(専門学校、短期大学、大学等)で3〜4年間学び、国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける。
歯科医院の場合 歯科助手
仕事内容 診療補助(片付けや滅菌など)、受付業務等のアシスタント業務全般。
患者さんの口腔内に直接触れる医療行為は不可
資格 日本歯科医師会等の民間資格
採用条件 求人ごとの応募条件を満たせば就業でき、通信教育等で民間資格の取得を求められる場合もある。