出会いもの 高橋ちひろ

夏も終わりが近づき、本校はいよいよ10月1日から願書の受付を開始します。

年間を通じて皆さんの学校選び・進路選びをお手伝いしていると、この時期に思い出すことがあります。

 

それは和食でいう「出会いもの(出会いのもの)」の話。

「出会いもの」とは、旬を同じくした海の幸と山の幸がともに美味しくいただける組み合わせのこと。

たとえば有名なところで、春が旬の若竹煮。わかめ(海の幸)と筍(山の幸)を一緒に炊いた物ですが、それぞれ単体で食べるより一層味わい深くなります。

このように遠く離れた、海で獲れたものと山で採れたもの、このふたつが奇跡的に「出会ったらとっても美味しかった」といったところでしょうか。

四季があり、それぞれに旬があり、自然に恵まれている日本ならではの表現ですね。

 

同じように、本校や先生や学生生活、今後出会う友人が、皆さんにとって「出会ったら、人生がより味わい深く豊かになった」と思える「出会いもの」になるといいなぁと思っています。

 

おまけ:和食にはたくさんの出会いものが!

☆夏の終わりから秋の初めに「鱧と松茸の土瓶蒸し」、

☆秋の「秋刀魚とすだち」

☆冬の「ぶり大根」

☆春の「鯛かぶら(かぶと鯛)」

☆夏の「うざく(鰻ときゅうり)」などいろんな出会いものがあります。

食べ物の旬を意識しながら、オリジナルの「出会いもの」を見つけるのも楽しいですね!

 

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